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エイリアン日記 - 自分至上主義
2009/12/12(Sat)17:19:00
 阿久根市長の竹原氏が、自らのブログに障害者の出生を否定するかのような記事を出し、問題となっています。もともとは「医師不足の原因は医師会」といった内容の記事ですが、その中で「高度医療のおかげで以前は自然に淘汰された機能障害を持ったのを生き残らせている」などと障害者の否定とも取れる主張を行っており、それが問題視されたものです。竹原氏は釈明のつもりか、翌日にそれに言及する記事を書いていますが、その内容もまた自分の考えを述べているのみで、逆に火に油を注ぎかねない結果となりました。
 最初に断っておきますが、この問題は断じて「障害者差別」に矮小化できるものではありません。マスコミはこれを障害者差別などと報じており、一方で竹原氏はマスコミのあり方を批判していますが、確かに竹原氏の批判にも一理あります。本記事の「障害者差別」の側面のみを強調し、障害を持って生まれていない人には無関係と思わせるような報道は誤りであるためです。
 不適切な書き込みや発言をしてしまった人間が、「部分引用のせいで真意が曲がって伝わっている」と言い訳をするのは常套手段ですので、以下ではできるだけ真意が曲がらないように、やや多めに引用をしておきます。実際の記事は「さるさる日記」にて閲覧できますので、これでも疑念を持たれた方は実物をご参照ください。
 勤務医師不足を解消する為に勤務医の給料を現在の1500万円程度から開業医(2500万円程度)に近づけるべきなどとの議論が出てきている。
しかしこんな事では問題は解決しない。医者業界の金持ちが増えるだけのこと。

医者を大量生産してしまえば問題は解決する。全ての医者に最高度の技術を求める必要はない。できてもいない。例えば昔、出産は産婆の仕事。高度医療のおかげで以前は自然に淘汰された機能障害を持ったのを生き残らせている。結果 擁護施設に行く子供が増えてしまった。
「生まれる事は喜びで、死は忌むべき事」というのは間違いだ。個人的な欲でデタラメをするのはもっての外だが、センチメンタリズムで社会を作る責任を果たすことはできない。
社会は志を掲げ、意志を持って悲しみを引き受けなければならない。未来を作るために。

さるさる日記 - 住民至上主義 「2009/11/08 (日) 医師不足の原因は医師会」より引用
 まず医師問題に関しては、それほど単純にいくものかは疑問がありますが、ここまでなら1つの意見として尊重されるべきものです。「全ての医者に最高度の技術を求める必要はない」のくだりについては、確かに医師全員が高度医療の技術を習得する必要はなく、広く薄く症例を判断する医師の存在も重要ですので、その意味では同意できます(ただし、広く薄く判断する医師は「技術的に劣っている」わけではなく、高い技術が求められるのは変わりません)。
 問題はその先です。まず「機能障害を持ったのを」の部分で違和感を覚えた人は少なくないはずです。「持ったのを」ではなく「持った人を」や「持った子を」などとは書けないのでしょうか。これが記者会見などの発言であれば、「人」を意味するつもりでとっさに「の」と表現してしまうのは分からなくもありませんが、これはブログですから推敲ができますし、後から表現を修正もできます。一体なぜ「の」などという表現を行ったのでしょうか。
 その先の「生まれる事は喜びで、死は忌むべき事」という意見が正しいか誤りかは、私には分かりません。確かに、機能障害を持って生まれてきた人の中には、本来ならまもなく亡くなるはずであったのに、生存したおかげで苦しみぬいて死ななければならなかったケースも存在するはずです。その人が生き延びてよかったかどうかは、本人にしか分かりません。それを考えると、「生まれる事は〜」が絶対に正しいと言い切るのは傲慢というものです。
 しかしながら、これを正しいと言い切るのが傲慢であるなら、「医療なくしては生き延びられない機能障害者は死ぬべき」と言い切るのもまた傲慢というものです。一体誰にそのようなことを言う権利があるのでしょうか。この市長は本記事の弁解として「神の領域」なる記事を書いていますが、これこそ神のみぞ知る領域、神でもなければ決定できないことであって、一介の市長が神となって機能障害者の生命を決定する権利などどこにもありません。
 本記事にはさすがに苦言が寄せられたようで、その翌日には先に触れた「神の領域」と題する記事で釈明を行っています。もしかすると、この時点で竹原氏には障害者批判をした自覚はなく、先の記事でも高度医療の問題点について書いただけのつもりであったのかもしれません。実際、先の記事には優生思想的な部分、全体主義的な部分が見え隠れはするものの、これ自体ではそうした思想があると結論付けることはできず、表現を撤回・修正すれば十分に受け入れられる余地があったはずです。
 ところが、その記事の内容はといえば、本件が「障害者差別」にとどまらないものであることを認識させるに十分なものでした。以下、できるだけ内容を損なわないように引用しましたが、疑念を持たれる方がおられましたら、こちらも元記事をご参照ください。
厳しい生活の中で喘いでいる方々には慎重さを欠く見解に見えたかもしれない。
高度医療が多くの人々に高い精神性を追求せざるを得ない機会を与えているのは現実だ。この世は生ばかりではなく死によっても支えられている。しかも人間は生と死の境目をコントロールする技術を手に入れつつある。
原子爆弾同様に、使い方を知らないままこれを乱用すれば多くの人々に高い精神性が必要な厳しい生活を強いる。これでは残酷な社会を作る事になる。

日本が人口減少で消滅しつつある過程でするべきことは、先ず人口を増やす事であって高度医療で儲ける医者と業界を増やす事ではない。精神的にも健康な子供達が増えれば障害を持った子供達、体の弱った高齢者をより良く支える社会を作ることができる。高度医療にかけるお金の一部で人口を増やす事ができる。先ずは健康な人々が多く居なければ心を支える社会作りもできはしない。社会作りは人工的に意図的にしなければならない。メディア等に煽られての情緒的、成り行き任せであってはいけない。理不尽さを神や悪魔のせいにもできない。社会作りの全てが神の領域に踏み込む技術を獲得した人類の責任だ。

「2009/11/09 (月) 神の領域」より引用
 最初の記事だけではまだそれほどでもないところを、この記事は余計に氏に対する不安を抱かせる内容となっています。私は以下のようにこれを解釈しましたが、「そのような解釈は正しくないのではないか」と感じられた方は、コメントにてご教授いただければ幸いです。

  1. 健康な人が多くいれば、障害者を多く支えられる世の中を作れる。
  2. ゆえに、まずは高度医療の費用を人口増加にまわすべきである。
  3. そのためには高度医療を受けて費用を使う人間は邪魔である。「社会作りは人工的に意図的に」行う必要がある。
 これでは優生思想そのままです。すなわち、高度医療で費用を浪費する人間は社会のお荷物だから、出生の時にでも死んでもらった方が良いと言っているようにしか見えません。そもそも、この人は最初の記事で「生まれる事は喜びで、死は忌むべき事」というのは間違いであると述べており、確かに本人や関係者にとって生と死のどちらが幸せであるか分からないことは事実なのですが、ここで矛盾が生じてきます。果たして氏は「生き延びることは時に残酷である」から「機能障害を持ったの」が生き残るのは問題と言いたいのでしょうか。それとも、「社会のコストを食って邪魔だから」彼らが生き残るのは問題と言いたいのでしょうか。
 さらに言えば、この思想はもはや機能障害者の出生にとどまる問題ではありません。淘汰されるはずの機能障害者が生き残るのは費用のムダであるとするなら、今度は後天的な障害者も費用のムダで邪魔ということになるでしょう。何しろ、「健康な人が多くなければそれらの人を支えられない」のですから、そのような費用のムダは切り捨てて人口増加を図らなければなりません。
 障害者が邪魔となれば、今度は高齢者や傷病者は邪魔ということになるのは必然でしょう。元気な高齢者でさえ社会の利益にはなりませんし、病気持ちとなればなおさら有害です。ましてや、若くして病弱であったり、怪我をして体を損なっているような人間など、まさに不良債権というものです。健康な人が多くなければ高齢者や傷病者を支えることもできないのですから、費用のムダをなくして人口増加を図らなくてはなりません。
 そうなると、今度は無産階級や社会的弱者も社会に利益をもたらさないので邪魔ということになります。これは決して論理の飛躍などではなく、実際にナチスや社会主義国などで発生しているような現象です。ゆえに、この問題を「障害者差別」としてのみ捉えるのは問題の矮小化であって、「自分は機能障害を持たずに生まれたので関係ない」という誤解すら招きかねません。
 しかも、その後の竹原氏の反応はといいますと、抗議の件数など不都合な情報は隠蔽する一方、擁護のコメントのみをブログに転載する有様です。市長の独断でここまで情報を濁して選別できるとは、阿久根市は独裁国家なのではないかと本気で疑いたくなるほどです。金正日でさえここまで露骨な隠蔽と印象操作は行わないのではないでしょうか。
 また、この竹原氏は「職員人件費の張り紙をはがした」行為を問題視して係長を懲戒免職処分にしましたが、この係長は処分取り消しを求めて提訴しており、地裁・高裁ともに「確定までの処分の効力停止」を命じているにもかかわらず、市長はそれを認めずに係長を職場に復帰させず、給料なども支払おうとしない有様です。
 日本は法治国家ですから、法律や裁判所の判断に従うのは当然のことで、もし気に入らない判決には従わなくても構わないというのであれば、それこそ社会は大混乱に陥ります。法治国家にて法や判決に従う気がないのであれば、氏は法治国家ではない国や地域に移住すべきです。もし「日本のすべての人間が、法を遵守する義務を有し、また法によって保護される権利を有する」ことを氏が否定するのであれば、理屈の上では氏が殺されようが、襲撃されて重度の障害が残ろうが、高度医療を拒否されて死のうが、法によって保護される権利はないということになります。
 ましてや、都合の悪い法や判決はすべて無視し、都合の良いものは利用するというのは、絶対に許されない行為です。最高裁の性質からしてまずあり得ませんが、仮に最高裁で市長側の訴えを認める判決が出たら、おそらく氏は「最高裁は正しい判決を行った。地裁・高裁は間違いを認めろ」と喧伝する可能性が高いと言わざるを得ません。このようなやり方はあまりにも卑怯です。

 ところで、この「さるさる日記 - 住民至上主義」ですが、問題となっている記事以外の項目をも読み進めていくと、障害者や判決無視など実は氷山の一角に過ぎないことが分かります。簡単に言えば、阿久根市の市政や公務員への批判の他、議会議員や他の市町村長を名指ししての批判、CIAや米金融会社などに関する陰謀論、9.11テロやオウム事件の陰謀論、エイズ生物兵器説などの記事が多くを占めており、非常にすさまじい内容となっています。障害者の記事など、まさに森の中の一本の木に過ぎなかったようです。
 また、市長として非常にレベルの低い対応も多く存在します。例えば、どうも竹原氏は南日本新聞に良い印象を持っていないらしいのですが、ある時南日本新聞から抗議が送られてきたそうです。ブログの記事曰く、その内容は「特定の人物を支持しているかのように我が社の記事を引用しないで欲しい」というものであったとされていますが、その際に当該引用は除去したとのことで、いかなる記事が問題とされたのかは確認できませんでした。ゆえに、竹原氏が不適切な引用を行ったのか、南日本新聞が不当な抗議を行ったのかは分かりません。ところが、その南日本新聞に対して竹原氏が取った行動は、何と今後の取材拒否宣言でした。どうやらこれは実際に実行されたらしく、後の記事に取材を拒否しているらしいことが書いてあります(引用に対する抗議を受けたとの記事は「2008/06/16 (月) 南日本新聞社からの抗議」、その顛末は「2008/08/01 (金) 取材拒否」)。子どものケンカと何が違うのでしょうか。
 以下、ひとまず閲覧できる限りのすべての記事を閲覧し、中でもひどい記事をまとめたリストです。もともとは後で各記事の問題点を検証するためにまとめたものであって、当初はこのリスト自体を公開することは想定していなかったのですが、その分量は当初の想像を大幅に超えており、全部取り上げることはまず不可能なほどのレベルとなってしまいましたので、せめてリストだけでも置いておきます。
 なお、当該ブログには実に1000にも至ろうかというほどの大量の記事があり、一通りすべての記事に目を通したつもりではありますが、あまり時間をかけて読んだわけではありませんので、多くの見落としがあっても不思議ではありません。また、分量などを考慮して意図的に省いた記事も多く、こちらで真偽が確認できないもの、あるいは議会議員などに対する名指しの批判、外部リンクの記事を中心として語られた陰謀論などもあえて省いてありますので、実際に読むとさらに多くの不適切な記事が見つかります。
 以前の記事を下敷きにした記事がある可能性を考え、古い方から読んでいきましたが、あまりにも無根拠の陰謀論が何度も繰り返され、いちいちリストに加える価値が全く感じられないため、07/11/27の記事以降は目新しい論のみを取り上げ、今まで出たような陰謀論の記述はすべて省く方針に転換しました。このリストはこれらの点に留意の上でご覧ください。

06/07/20 CIA陰謀論
06/09/22 戦争陰謀論
06/10/02 米国陰謀論
06/10/11 ロスチャイルド陰謀論
06/10/17 「キリスト教と共に日本女性の海外奴隷売買が始まった」と称し、それを利用した小泉・安部氏ネガティブキャンペーン
06/10/25 国民の自由否定
06/10/30 戦争陰謀論・安部氏ネガティブキャンペーン
06/11/04 「北朝鮮こそアメリカの最協力国である」
06/11/07 中国及び米軍陰謀論
06/11/12 太平洋戦争陰謀論
06/11/12 自衛隊陰謀論
06/12/04 住基ネット違憲裁判官暗殺論
07/01/05 9.11やオウム陰謀論(この陰謀論を「聞いても読んでもわからない、わかりようのない○○を議員にしないでほしい」らしい)
07/01/07 エイズ殺戮兵器陰謀
07/01/12 9.11やオウム陰謀論再紹介
07/02/18 おそらくジョークですが(少なくともそう信じたい)、特撮と思われるものを「このような人間が本当に存在するのかもしれない」
07/04/13 ロックフェラー陰謀論
07/05/01 米国・米軍陰謀論
07/05/02 科学の懐疑論への意味不明な批判
07/06/07 「そもそも孝明天皇は伊藤博文から暗殺された。伊藤はその子も殺した上に自分の手下、大室寅之助にすり替えた。これが明治天皇の正体だ」「天皇は「健全な女性を売春婦」として「売却」する事で、欧米の売春業者から女性1人あたり数千円、当時普通の会社員であれば10数年分の給与を手に入れていた」
07/06/09 テロ自作自演陰謀論
07/06/09 米国FEMA・緊急事態管理庁はクーデター組織
07/06/09 自衛隊にはある金持ち組織のための部署がある。「私は、例の『ある金持ち組織』は天皇家や吉田、岸、児玉というメンバーを含んでいると考えている」
07/06/18 北朝鮮の暴挙は演技、中国脅威論は洗脳、軍拡で米国軍事産業が儲かる、という派手な陰謀論
07/06/25 イスラエル、日本政治家、その他見事なほど様々な陰謀論
07/07/10 誘拐されたり売られた子どもが中国に運ばれ、解体されて臓器を売却されるばかりか、「高級レストランでは牛肉として出される」
07/08/03 ロスチャイルドは日銀を操り、さらに世界も支配している
07/08/15 ベンジャミンフルフォード講演会の紹介。この人は滅茶苦茶な陰謀論者として有名
07/09/16 世界中で起こっている飢餓の多くは世界企業と結託しIMF、世界銀行が貧乏な国の愚かな指導者を騙して借金を負わせた結果
07/10/14 切り裂きジャックの正体は英王室
07/10/15 9.11陰謀論
07/11/27 ロックフェラー・ロスチャイルドグループに人類は飼われている
(以下、似たような陰謀論があまりにも多いため、ここからは同様の陰謀論は省略します)
08/07/16 二酸化炭素問題は、先進国が発展途上国をつき離すために考えついたトリックである
09/04/01 「CIAが統一教会に指図している。統一教会の上層部が自民党議員のところに居る統一教会の若い連中を動かしている」なる話を人から伺ったという記事
09/11/07 インフルエンザ陰謀論
09/11/08 (問題の記事)
09/11/09 (「神の領域」)

 リストを見ただけでうんざりしてくるのが普通の反応でしょうが、もう少しだけお付き合いを願います。私も記事を読んでいて、いい加減に頭がどうにかなりそうな感覚に襲われました。このリストには載せていないものも多くありますが、先に述べた新聞社とのケンカであったり、他人に対する名指しの批判であったり、国民の自由や民主主義の意義を否定してみたり、女性人権の向上は米金融会社の陰謀であると意味の分からないことを主張してみたりと、本当にひどい内容です。
 この主張者がインターネットの片隅で、このような宇宙語を書き散らしているだけなら、まだ問題はありません。せいぜい検索でたどり着いた人から冷笑を浴びるだけでしょう。しかしながら、この人はあろうことか一自治体の市長なのです。
 以下、特にひどいのではないかと見られるもの、認識があまりにも稚拙なもの、下手をすると犯罪に該当しかねないものを、いくつか引用しておきます。全文を引用するわけにはいきませんので、疑念のある方は例によって元記事をご参照ください。
(前略)

 2、世界中でテロを行い、少数民族に軍事訓練をし、武器を与え、反政府勢力を養成してアメリカのための内戦を仕組んできた。

 3、北朝鮮を養う一方、韓国、日本に軍隊を置いている。(北朝鮮こそアメリカの最協力国である。)

 4、世界中のマスメディアを手下にしている。とりわけ日本はひどい。
  国民は完全に洗脳され、平和はアメリカのおかげさまと勘違いさせられている。

(中略)

もはや日本は独立国ではない、地球完全破壊を目指すユダヤアメリカの完璧な属国である。無知な国民は脳みそ、そして弱気な心臓まで乗っ取られている。
テレビ、新聞、役所広報で麻痺させられた者には、言うだけ無駄かもしれないが。

「2006/11/04 (土) 守られている?支配してもらっているんだよ。!」より引用
 意味不明としか言いようがありません。「テレビ、新聞、役所広報で麻痺させられた者には、言うだけ無駄かもしれないが」だそうですが、自分の考えに陶酔している人間の方が何倍もたちが悪いようです。内容が内容ですから、これに関して詳しく述べる必要はないでしょう。
2004年11月14日
04/10 ノーベル平和賞のアフリカ女性のエイズ発言
AFP
 ノーベル平和賞を受賞した最初のアフリカ人女性となった、ケニアのエコロジスト、ワンガリ・マタィは、「エイズウイルスは、一般に言われているように、猿の病気を起源としているのではなく、大量殺人のために、人工的に作り出された生物的物質である」と発言した。

 エイズで利益をあげているのは製薬会社だ。
アフリカのダイヤ、鉱物資源で利益をあげているアメリカ企業がある事も忘れてはならない。
また、コンピューターのウィルスを作っているのはウィルス対策ソフト会社とも言われている。
 こういった関係は誰にも止められない。ヤクザや麻薬組織のCIAがからめば(大抵からむ)薄っぺらな正義感など糞の役にも立たない。

「2007/01/07 (日) 世界の読み方」より引用
 よくある陰謀論の1つです。しかもエイズばかりか、コンピュータウイルスの陰謀論まで登場する高度さです(コンピュータウイルス陰謀論は別の記事でも述べられており、そちらでは「言われている」などという表現ではなく、確定的表現がされています。「これは、例えば警察にスピード計測器(ネズミ捕り)を販売している所が同時にネズミ捕り探知機を作る。とか、コンピューターウイルス対策ソフトを作っているところがウイルスも作るというのにも似ている」2007/05/01 (火) 公然の秘密)。ちなみにワンガリ・マタィとは、「もったいない」で知られるマータイ氏のことです。こちらも内容が内容ですから、私からはあえて何も申し上げません。
 なお、マータイ氏は後にTimeマガジンの質問に対し、以下のような返答をしているそうです(大文字の部分が質問、小文字の部分がマータイ氏の返答)。
YOU'VE SAID AIDS IS A BIOLOGICAL WEAPON MANUFACTURED BY THE DEVELOPING WORLD TO WIPE OUT THE BLACK RACE.
do you still believe that? I have no idea who created aids and whether it is a biological agent or not. But I do know things like that don't come from the moon. I have always thought that it is important to tell people the truth, but I guess there is some truth that must not be too exposed.
 他人の名誉を侵害する、誹謗中傷的な記事もあります。
 日本の天皇家は古代からただひとつの家系がつながってきた。これは世界に類を見ない。また昭和天皇は敗戦の時にマッカーサーに対して、「全ての私財と自分の命をも放棄する。国民を救って欲しい。」と言い、マッカーサーはこれに感動したと学校では習ってきた。

 ところがこれらは全くの創作のおとぎ話であった。私達は米軍の策略にまんまと騙されてきたのだ。
 そもそも孝明天皇は伊藤博文から暗殺された。伊藤はその子も殺した上に自分の手下、大室寅之助にすり替えた。これが明治天皇の正体だ。今の天皇家はまさしくどこの馬の骨ともわからない家系である。 また、昭和天皇が終戦時に国民を配慮した気配は全くない。ひたすら私財の保全にだけ心血を注いだ。それを米軍は日本支配の道具として位置づけることで国民の洗脳に成功した。
結局、学校教育は米軍の指図による創作だ。さらに右翼などは天皇システムを保護する事で米軍の日本支配に貢献してきたのだ。見事な策略と言うほかは無い。

(中略)

天皇一族によりだまされ「売春婦として欧米に販売された」
日本人女性の数は数十万人。

大部分は健全な家庭に育った若い女性達であり、天皇は
「健全な女性を売春婦」として「売却」する事で、欧米の
売春業者から女性1人あたり数千円、当時普通の会社員で
あれば10数年分の給与を手に入れていた。

その金額が数十万人分=莫大な資金がこの天皇一族の
サギ行為、女性の人身売買により天皇一族に転がり込んだ。

その資金の一部は戦争のための兵器購入に当てられたが、
大部分は天皇の「個人財産」として「蓄財」された。

(中略)

天皇は、1940年代初頭からスイス銀行に少しずつ蓄財を
「移し」始めるが、ヨーロッパにおいてナチス・ヒトラーが
虐殺したユダヤ人から奪った貴金属を管理していたのも
スイス銀行であった。

天皇はヒトラーに請願し、ナチス・ヒトラーの口座の中に
「天皇裕仁」のセクションを作ってもらい、そこに天皇一族
の蓄財を隠していた。

天皇とヒトラーはスイス銀行の秘密口座を「共有」する略奪
ビジネスのパートナーであり、ナチスと天皇は一体であった。
(アダム・レボー 「ヒトラーの秘密銀行」 
ベストセラーズ・・また濱田政彦「神々の軍隊」 三五館)。

(中略)

日本人女性をだまし、売春婦として米国に「売却」する天皇
の売春ビジネス=移民を米国が禁止した、それに憤慨激怒し
米国と戦争を始めたと天皇自身が独白しているのである。

天皇一族は神でも「象徴」でも無く、
人間のクズの集団である。

「2007/06/07 (木) 天皇について考える」5記事より引用
 私はそもそも天皇制自体の必要性に疑問を持っており、廃止論について否定する考えは全くありませんし、また私自身の考えがどうであれ、あらゆる意見は意見として受け入れられなくてはなりません。ゆえに、仮に氏が理路整然と廃止論を唱えただけであれば、特に問題にすべきではありません。
 ところが、この記事では無根拠のデマや誹謗中傷が飛び交っており、ただ単に名誉を毀損するだけの記事と成り果てています。非常に下劣なデマによって他人の名誉を毀損する行為は、絶対に許されるものではありません。もしデマでないというなら、それを信じるに足る証拠の提示が必要です。
 これでは単に、天皇家に対する悪口雑言を書き立てているだけです。全く根拠のない、しかも大変悪辣なデマによって他人の名誉を貶めるなど、人間として恥ずかしくないのでしょうか。
中国では警察関係組織が逮捕した人間の臓器を販売して利益をあげている。
地球上にはカネの為に何でもやる種類の者たちが本当に居る、そしてそのカネを背景に政治家や会社社長など指導的立場を獲得している。

飲血、食人など、彼らの一部がやる事を見ればその目的はカネの為ばかりではない。彼らは極めて特異な衝動を持っている。

 「自由からの逃走」などを著した心理学者エーリッヒフロムが「人間の死に異常な喜びを感じる種類の人間が存在する。このような者が社会的地位を獲得しないように心理テストを課すべき」と提唱したことがある。
 この提案は無視された。結果、この世はある種の人格異常者達が操作しているようだ。

高級ステーキ用人間の肉 (以下オルタナティブ通信より)
成田空港等でも時々見かける
奇妙な外国人の子供の集団がある。

(中略)

この子供達は東南アジア、あるいは中国の雲南省まで
「運ばれて行く」産地直送の「荷物」である。

人体をバラバラに解体し、臓器移植用の臓器として
冷蔵空輸するのは極めて難しい。

しかも非合法な内臓売買なら、
人体を解体空輸する事は不可能に近い。
そこで海外旅行を装って子供を「生きたまま」産地直送する。

子供は現地に着くと手足を縛られ腹部をメスで切り裂かれ、
全て内臓を取り出され、待ち構えていた病気の金持ち達
(ほとんどが多国籍企業の経営者達)に臓器移植される。

もちろん子供は、その場で苦しみながら死ぬ。
子供に麻酔などかけない。
金儲けが目的なので麻酔のコスト等かけない。

(中略)

臓器移植に適した年齢以前に「売られた」子供を「適齢期」
まで「飼育」する、臓器移植用の子供の「家畜小屋」もある。

中南米ではキリスト教カトリック教会が
その「家畜小屋」であるケースが多い。

子供を育てられない貧困層が、カトリック教会に
子供を預けたり捨てて行くからだ。

米国ではネバダ州ラスベガス近くに複数の家畜小屋がある。
専門の飼育係=ブリーダーもいる。
アメリカ陸軍が関係する砂漠の地下家畜小屋もある。

こうした家畜小屋では、米軍が人間の子供と豚の遺伝子を
結合させ、遺伝子工学で「人間豚」を「生産」している。

レストランの高級ステーキ用に人間豚の肉は味が良く、
非常に高値で「販売」される。

これは食肉ではなくほぼ人間の肉だが、
高級レストランでは牛肉として出される。

「2007/07/10 (火) 人格異常者達が支配する地球」2記事より引用
 陰謀論はついにカニバリズムにまで達してしまいました。いい加減付き合いきれませんので、コメントは差し控えます。
(前略)

人類が別の種に飼われているという視点だ。人がミツバチを巣ごと飼う様に人類を丸ごと飼育している存在があるという見方だ。

 世界のお金システムを掌握しているのがロックフェラー・ロスチャイルドグループである事を私達は知っている。彼等が戦争を作ってきたこともわかっている。世界の人口を1/3にする計画を実行している事も判明した。

 いわゆる先進国では彼等の思惑どうりに自己規制する人間ばかりの社会になっている。

 このように人類を家畜のごとく扱う世界の支配者層には特別な遺伝子があると見ることができる。

わたしはロックフェラーグループが遺伝子収集の目的で日本人の女性を探しているという話を増田俊男氏から聞いた。彼は人工的精神操作まで受けているロックフェラーの手先であり、その世界の事に詳しい。口が軽いので親分の秘密まで時々漏らしてしまう。

「2007/11/27 (火) 合法的蓄財の手口」より引用
 読めば読むほど意味が分からなくなってきます。私は残念ながら未読なのですが、「ドグラ・マグラ」を読むとこのような感覚に陥るのでしょうか。私がこれらの記事を読んでも全く意味が分からないのは、氏に言わせれば「○○だから」なのでしょう。
 氏の精神については、以下の記事で少しは理解できるかもしれません。
Skeptics Society(団体名:懐疑的な社会)はコンクリート(凝り固まった)精神のフォーラム(公開討論の場)であり、「科学的な懐疑主義を普及して、疑似科学や迷信、不合理な考えなどが広まることに対抗しよう」という目的がある。彼らと話しをするのは、壁と話をしているようなものだ。

一般的には懐疑的であることはよい事だといわれるが、そんなことはないだろう。疑問を持ち調査することはよいことだが、それが、懐疑的であることと同じ意味ではないだろう。懐疑論者というものは固定した場所に立っていて、すべての事実が反対になるようにフィルタをかける。

彼らの方法は、いつも、他の説明などを探すことで、どんなにいまいましくばかげた説明でもおかまいなしだ。他の説明を見つけることで、自分達の固定的な立場を脅かすものを取り除く。そのようにして、自分達の固定的な立場を守る。自分達の信念を守る。これこそが、訓練の意味である。見つかった説明が妥当なものでないとしても、それを調査する必要は全くないのだ。何かが見つかりさえすれば、自分の認識を守るためにはそれで充分だ。

Skeptics Societyについての次の行をもう一度見てみよう。「科学的な懐疑主義を普及して、疑似科学や迷信、不合理な考えなどが広まることに対抗」
誰が疑似科学や迷信、不合理な考えであることを決めるのだろうか?彼らが、固定的な信念で決める。そういうことだ。多くのSkeptics Societyの人たちに会ったが、ほとんどが、自分達が奴隷のように崇拝する規範とは異なっていることを却下する方法を見つけることに一生懸命な人たちだった。
 以上デビッドアイクより

私もこのような人間と話をしたことがある。こういった人は何を思考のより所にしているのか何かわからないが、理性とは程遠い特別な信仰を持っているかのように見える。 例えば科学的社会主義者

「2007/05/02 (水) 科学的懐疑論者」より引用
 懐疑精神を失うと、このような人間になってしまうことが良く分かります。竹原氏は少なくとも市長の器ではないでしょう。氏は「ブログ市長」などと呼ばれているようですが、確かにこのブログのひどさは他と一線を画しています。
 氏が市長に選ばれていることについて、一部には市民の見識を批判する意見がありましたが、私はその批判は行き過ぎではないかと考えていました。しかし、このブログを読んで認識を改めました。市民のうちどれほどが実際にこのブログを読んでいるのかは分かりませんが、このような人物が市長に選ばれるとあっては、選んだ人の見識にまで話が及んでも仕方がありません。
 最後に、「さるさる日記 - 住民至上主義」は

http://www5.diary.ne.jp/user/521727/

 以上のURLより閲覧できますが、もしご覧になるのであれば、精神を強く持って閲覧されることをおすすめします。文章に説得力はほとんどなく、信じ込んでしまうことはないはずですが、相当量の精神力を消耗する恐れがあります。

※2009/12/24 追記
 問題となった記事(2009/11/08 医師不足の原因は医師会)に対しては、12/18に問題部分が切り落とされる修正が行われました。ただし、その後の「神の領域」やその他の記事はそのままとなっており、相変わらず「腐った枝は刈り取らなければならない」と発言するなど、考えを改めた様子は見られません。
 また、12/23には天皇への誹謗中傷記事(2007/06/07 天皇について考える)が修正されていることが確認されましたが、今のところ暫定的な修正である可能性は否定できないものの、その修正の内容は「天皇」や「天皇一族」などの文字を空白に置き換えただけというすさまじいもので、「検索に引っかからないようにしただけではないか」と勘ぐられても仕方がありません。参考までに、以下に修正版の一部を引用しておきます。
    によりだまされ「売春婦として欧米に販売された」
日本人女性の数は数十万人。

大部分は健全な家庭に育った若い女性達であり、  は
「健全な女性を売春婦」として「売却」する事で、欧米の
売春業者から女性1人あたり数千円、当時普通の会社員で
あれば10数年分の給与を手に入れていた。

その金額が数十万人分=莫大な資金がこの    の
サギ行為、女性の人身売買により    に転がり込んだ。

その資金の一部は戦争のための兵器購入に当てられたが、
大部分は  「個人財産」として「蓄財」された。

     自分の金儲けのために、健全な若い日本人女性を
だまし、売春婦として欧米に「売却」して来た。
 つくづく氏の行動は意味不明です。

 GlassFish v3の目玉として、アノテーションによってweb.xmlを書く必要のなくなったServlet 3.0、application.xmlを書かずにwarに含められるようになったEJB 3.1の他、やはりアノテーションによってfaces-config.xmlを書く必要のなくなったJSF 2.0があります。
 初めてJSFに触れた時の衝撃は、今でも忘れられません。当時はまだJSF 2.0など影も形もなかった時代でしたが、フォームで送信ボタンを押した時と、Enterキーを押した時とでは挙動が違うというおきて破りの仕様、否が応でも自動生成されるJavaScriptまみれの事故現場のようなコード、内部のデータを表示なり使用する際には#{...}などと記述するだけ、と見せかけて実は色々手続きが必要という、効率面で他の言語を大幅に凌駕した記法など、数え切れないほどの衝撃を与えてくれました。中でも最も衝撃的であったのは、何を置いてもXMLの存在です。あれを追加するにもXML、これを使用するにもXMLと、モデル・ビュー・コントロールの3つの実装から成り立つ古いモデルに対し、XMLという新機軸を加えたJSFの衝撃には、すさまじいものがありました。MVCの中央に位置するこのXMLなる存在は、まさにドラムブレーキのブレーキシューが広がるかのように開発者の勢いを停止させ、車輪を一歩も前に進ませないようにするには、十分な力を持っていました。
 GlassFish自体のAdminコンソールもJSFで作られており、ログを見ようとすれば無限ループに陥り、デプロイやアンデプロイを行えば例外を投げ、ログインして操作をしようとすると叩き出されてログイン画面に飛ばされ、時には一旦ログアウトして入りなおさなければ、必ずデプロイやリデプロイが失敗する状況に陥るなど、JSFはまさにGlassFishをピラニアたらしめるほど恐るべき能力を持っています。
 ともかく、JSF 1.xはXMLの煩雑さが悩みの種でしたが、JSF 2.0ではこの状況に変化が訪れました。EJBからのEoDの流れに基づき、ようやくこのいまいましいXMLを極力排することになったのです。また、あれだけ大々的に騒がれていながら、使ってみれば邪魔、開発すれば楽しくない、しかもセキュリティ上の問題を発生させる可能性もあるといった具合に、まさに3拍子そろった10年に1度の恐るべき技術であるAjaxをサポートしているというのですから、その素晴らしさたるや筆舌に尽くしがたいものがあります。これが普及すれば、きっと世の中の多くのブラウザで、JavaScript機能がOFFにされるという大変革が発生するでしょう。
 ちなみに、本筋とは全く関係ありませんが、GlassFishが作られたそうです。そういえば、GlassFishのロゴには骨らしきものは見えますが、内臓が見えないのはなぜでしょう。
 うろこが透明で、体内を生きたまま観察できる金魚を、三重大と名古屋大の共同研究チームが開発した。
 金魚は最大で約1キロ・グラムまで成長、血液の成分や、内臓の変化の観察に適するという。9日、横浜市で開かれる日本分子生物学会で発表する。

(YOMIURI ONLINE 2009/12/09)
 それではひとまず、単純なプログラムを作成して動かしてみます。JSF 2.0に対応していないServletコンテナではライブラリが必要ですが、ピラニアもといGlassFish v3には最初から入っているため、新しく入手する必要はありません。最低限ManagedBeanとweb.xmlと適当なXHTMLファイルを記述し、デプロイすれば良いようです。
/WEB-INF
 /classes
  /com
   /yamicha
    /jsf20
     PageForwardBean.java
 web.xml
forward.xhtml
success.xhtml
 ファイルは以上のように設置しました。見ての通りですが、WEB-INF内にfaces-config.xmlを置く必要はありません。どうしても設置したいのであれば、以下のような空のXMLを置くだけです。
<?xml version="1.0"?>
<faces-config xmlns="http://java.sun.com/xml/ns/javaee" version="2.0">
</faces-config>
 2つのXHTMLファイル中、forward.xhtmlは次のページに移動するためのボタンを表示し、success.xhtmlがその移動先となります。
(forward.xhtml)
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"
	"http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"
	xmlns:h="http://java.sun.com/jsf/html">

<h:head>
	<title>JSF 2.0 Sample</title>
</h:head>

<h:body>
	<b>JSF 2.0 Sample</b>

	<h:form>
		<fieldset>
			<h:commandButton value="Forward" 
				action="#{pageForwardBean.content}"/>
		</fieldset>
	</h:form>
</h:body>

</html>

(success.xhtml)
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"
	"http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"
	xmlns:h="http://java.sun.com/jsf/html">

<h:head>
	<title>JSF 2.0 Sample</title>
</h:head>

<h:body>
#{pageForwardBean.message}
</h:body>

</html>
 pageForwardBeanの実装は以下の通りです。
// WEB-INF\classes\com\yamicha\jsf20\PageForwardBean.java
package com.yamicha.jsf20;

import javax.faces.bean.*;

@ManagedBean public class PageForwardBean{
	public String content(){
		return "success";
	}
	public String getMessage(){
		return "Hello JSF 2.0";
	}
}
 アノテーションのおかげで、PageForwardBean.javaがManagedBeanであるらしいことが一目で分かります。もはや人間の理解を超えており、現実離れしていたXMLによる管理とは大違いです。
 web.xmlでは、JSFのクラスを指定したり、JSFに用いるURLのパターンを指定しています。以下では"/faces/*"と"*.jsf"の2通りを指定していますが、"/faces/*"はいわゆる懐古主義で、実際には"*.jsf"のみでも問題なく動作しました(当然ながら、その場合は"/faces/(ファイル名).xhtml"のURLを使っての表示はできません)。ブラウザなどで"(ファイル名).jsf"を読み込もうとすると、"(ファイル名).xhtml"が処理されて表示される仕組みのようです。
<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?>

<web-app>
  <context-param>
    <param-name>javax.faces.PROJECT_STAGE</param-name>
    <param-value>Development</param-value>
  </context-param>

  <display-name>JSF 2.0 Servlet</display-name>
  <description>JSF 2.0 Sample Servlet</description>

  <servlet>
    <servlet-name>jsf20servlet</servlet-name>
    <servlet-class>javax.faces.webapp.FacesServlet</servlet-class>
    <load-on-startup>1</load-on-startup>
  </servlet>

  <servlet-mapping>
    <servlet-name>jsf20servlet</servlet-name>
    <url-pattern>*.jsf</url-pattern>
    <url-pattern>/faces/*</url-pattern>
  </servlet-mapping>

  <welcome-file-list>
    <welcome-file>forward.jsf</welcome-file>
  </welcome-file-list>
</web-app>
 後はブラウザからアクセスしてみて、見事に動作すれば成功です。いまいましいfaces-config.xmlがなくなり、しかもJSPを書く必要もなくなったため、かなりスムーズに開発ができそうです。

 この通り、デフォルト値でも問題なく動作はするのですが、もう少しアノテーションを掘り下げてみます。
 JSFのAPIドキュメントを見る限り、@ManagedBeanではname要素で任意の名前をつけられるようです。一方、個々のプロパティに対して使用するのは@ManagedPropertyではないかと推測できるのですが、getter/setterにも付加できるPersistence APIの@Columnなどと違い、フィールドにしか付加できない指定がなされています。ただし、name要素によってプロパティ名を指定することはできる模様です。これがfaces-config.xmlのmanaged-propertyに該当するのであれば、フィールドよりもgetter/setterメソッドにこそ付加できてよさそうなものですが、いかなる使用感となっているのでしょうか。
 試してみなくては何ともいえませんので、実際に使用してみました。
/WEB-INF
 /classes
  /com
   /yamicha
    /jsf20
     MessageHolderBean.java
     MessageBean.java
 (web.xml)
(適当な XHTML ファイル)
 web.xml及びXHTMLは適当に書くとして、Javaソースファイルは以下のように記述しました。
// MessageHolderBean.java
package com.yamicha.jsf20;

import javax.faces.bean.*;

@ManagedBean public class MessageHolderBean{
	@ManagedProperty(value="#{msg}" , name="message")
		private MessageBean m;

	public MessageBean getMessage(){
		return m;
	}
	public void setMessage(MessageBean m){
		this.m = m;
	}
}

// MessageBean.java
package com.yamicha.jsf20;

import javax.faces.bean.*;

@ManagedBean(name="msg")
	public class MessageBean{
	public String getContent(){
		return "I am MessageBean";
	}
}
 EJBのDIではsetterのないprivateフィールドにも注入を行ってくれるのですが、試しに上記のコードでsetterを省いてみると、平気で例外を投げてきました。簡単に調べてみたところ、setterが必要であると書かれていましたので、最低限setterは作成しなくてはならないようです。
 用意ができたら、後はXHTMLなり何なりを使って、友人の友人にアクセスしてみるだけです。
#{messageHolderBean.message.content}
 これでメッセージが表示されれば成功です。setter経由でフィールドにアクセスするのであれば、最初からメソッドに付加してもよさそうなものですが、getter/setterを自動生成するIDEをにらんでの仕様でしょうか。
 どうにも気になりますので、MessageHolderBean.javaを以下のような少し意地悪なコードに書き換えてみました。
package com.yamicha.jsf20;

import javax.faces.bean.*;

@ManagedBean public class MessageHolderBean{
	@ManagedProperty(value="#{msg}" , name="message")
		private MessageBean dummy = null;
	private MessageBean m;

	public MessageBean getMessage(){
		return m;
	}
	public void setMessage(MessageBean m){
		this.m = m;
	}
}
 結果、何の問題もなく動いてしまいました。しかもdummyはnullのままで、mに対してデータが格納されています。なかなか面白い光景です。
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